過去鑑賞。
とにかく満島ひかりさんが美しく、表情·動き·声と全てに惹きつけられて、
見つめるシーンや海辺でのシーンなどどの姿を見ても心と目を一気に奪われる。
満島ひかりさん演じる主人公と愛し合う海軍中尉の男を演じる永山絢斗さんも世界観にピッタリハマっていてとても良い。
もしかしたら今後、兄の瑛太さん以上に活躍の場を広げるかもしれない予感を感じさせられた。
とにかくお二人のシーンは本当に色気があってロマンチック。
言わずもがな津嘉山正種さんも強い存在感を放っているし、脇で出演している人たちも記憶に残る。
内容としては面白さを無視したものでもう一度観返したいと思えるものはなかったが、
原爆も投下されていた戦中に必死で生きようとする人々の
暮らしや絆、愛を描いたドキュメンタリータッチの静かな作風で印象的なものがあったのは確か。
ラストで海軍中尉の男は最後にどんな想いを秘めながら背を向けていたのかなど想像に任せるような描写、
この作品の象徴とも言える「島唄」、
そして外で突然服を脱ぎ水を浴びるシーンなど、
他にも一つ一つのシーンには何か重要な意味が込められているのか色々と気になることは多い作品。