HOLO

イット・カムズ・アット・ナイトのHOLOのレビュー・感想・評価

5.0
ジョエルエドガートンには「ギフト」でひたすらどんよりさせられたので、そろそろこの人が出る映画を観るのが怖くなってきた。
良質なモヤモヤ映画だった。「プライマー」みたいなストーリーを自分で読み解いてみるモヤモヤは大好物なので観た後思わずシーン単位で観返したり、あの画面に映ってたあの絵は一体!?って調べたりした。その時間もまた楽しい。うわー、アレはアレなのかー!?わからーん!!
演出面でも、暗闇の画面の占める割合が多かったり、明かりでちょっとずつ闇の中の何がが見えてきたり、暗くてよく見えない場所に対する不安感を煽る画面構成も秀逸。
モヤモヤ映画を求めていて、味のなくならないガムのように噛んでいたい人にとってはおススメ。
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