このレビューはネタバレを含みます
映画を見てなお、チャーチルという人物自身は英雄であり粗野なやつであり
その評価は安定しない。公(業績)を肯定し私(性格的なもの)をやや批判的?に描くのがこういう映画のバランスだろう。一番ラストのクレジットにて(歴史わかってなさすぎて)、こんなスタートから4年間を戦い抜いたのか…と史実に思いをはせる。
・後半は戦略室や会議室、地下鉄、果てはトイレの中の電話という密室での場面が続き、まだ天井の高い議場は解放感が感じられる。
・イミテーションゲームでもあったけれど、戦略的犠牲、の一人一人は誰かの家族であり1番大事な人である。そこで躊躇する私のような凡人は軍人や政治家にはなれないのだろう。
・たった1本のスピーチでこの世を変えられた時代なのか。そんな時代は終わったのか、まだ続いているのか。