サム

ファースト・マンのサムのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
3.7
デイミアンチャゼル監督の映画だがポスターとタイトルであまり観る気にならなかった作品。

伝記映画だから仕方ないかもしれないが終始淡々としていて大して盛り上がりはなかったかな。宇宙映画にしては珍しく緊迫感とかが無かった。アポロ13の方が面白かったかな。
セッションやララランドと比べると少し物足りない感じはある。


ただ、映像と音響はさすがデイミアンチャゼル!
特に月面着陸シーンの圧倒的な映像美と静寂さはめちゃくちゃ好き。
映画内で「彼らは説明できない"美"を見たのだ」とあったがそれを疑似体験させてもらえたような感覚だった。

物語序盤の多軸制御訓練は絶対耐えれん。
ユニバのハリーポッターでダウンしたのに笑

宇宙飛行士や戦争映画を観ると毎回思うけど、死地に向かう本人よりも残された家族の方がしんどいよな。
残された人たちの気持ちを想像するだけで胸が苦しくなる。自分なら死地に行く方が楽。
サム

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