チャンミ

夜の浜辺でひとりのチャンミのレビュー・感想・評価

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)
3.9
キム・ミニがひたすらかわいくてですね、やさぐれてても、が、最後の飲み会は絶対参加したくない、と思うと同時に、なぜならそこで話されていることは振れ幅はあれどなんらかの親密さのなかでおそらくほとんど誰もが抱くだろう葛藤をめぐっているから。

目の前で相対する個人の話から逃げるくせして都合よく「恋人」「親友」と使い回す態度をくりかえす元恋人に面と向かって「あなたはわたしとも、わたしを求めながら否定することで自分の人生とも向き合ってない」という話をしたところ、「母ちゃんが自殺して」とかワケワカメな逃避を繰り出してきてこいつマジクズ、と思って連絡を絶った経験を、本作を観て思い出した。

前半、ケルンに行った経験があるからドイツっぽいなあとおもってたら、ハンブルグでやっぱり感。
ハンブルグには一度くらい住んでみたいなあ。
チャンミ

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