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怒りを力に ACT UPの歴史のぷにゃぴーのレビュー・感想・評価

怒りを力に ACT UPの歴史(2012年製作の映画)
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マイノリティたちが今ここに至るまでに切り開いてきたつよい怒りを源泉にした運動に胸が詰まる。
HIVも謎の未知の疾患だった。
特にこの「未知のウイルス」との戦いは、マイノリティたちが次々と死んでいくもの。しかし、だからこそ、国や市は知らんぷり。
次々と友人が死に、恋人が死に、家族が死に、
その灰を抱えてでも抗議しなければ、本当にみんな死んでしまう...
耐えられない.....

これが実際に起こっていた50年前のNY。
コロナ禍をくぐり抜けてきたからこそ、また見え方が変わる。

いつも、異性愛者の一般的な性交渉だけが守られてる。
死を引き受けて本当に多くの方々がなくなった...

有事で恐ろしいのは人であり、国家に身体が管理されるということである。