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顔のない眼のimaponのレビュー・感想・評価

顔のない眼(1959年製作の映画)
3.6
前半部、死体遺棄。小さい自動車と蒸気機関車、踏切のサスペンス味。
中盤、じっくり顔面皮剥ぎオペでのホラー味。
終始劇伴が不釣り合いなほど楽しげに思ったけど
ラストのファンタジー味でしっくり。鳩を放すマスクの少女の幻想的な美しさが素晴らしい。
自分の乱暴運転が引き起こした事故で愛娘の顔面を喪失させた外科医父のマッドな企み。
エディット・スコブがマスクなのに美しいと思ったら素顔も美しい。華奢な身体の一挙手一投足がお人形さん。
オペも凄いが術後失敗で移植皮膚が腐敗していく医療スチールがエグい。

アリダ・ヴァリの見上げる夜間飛行。

警察ちゃんと仕事しろよ。
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