ろまらん

アムール、愛の法廷のろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

アムール、愛の法廷(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

フランスの裁判の様子が見られて興味深いけど、邦画の真面目な裁判ものに慣れてると驚く。ベタな邦題がかなり合ってます。
風邪で不機嫌な裁判長、綺麗な女医さんに再会して動揺、すぐ休憩。弁護士も携帯片手に何回も退席。気もそぞろな裁判長、すっかり元気。カフェで陪審員とお話、甘い言葉で口説くルッキーニ、に笑う。裁判途中でしょー、とちょっと怒りました。
まあ、どんな権力を持った人でも、一人の人間として見たり話したりするフランス人らしさは出てるとも言えるかな。
裁判の場面は自然な演出と確かな演技でとてもリアルな雰囲気はあった。様々な人が偶然選ばれて、人の一生決めるような決定に関わる陪審員制度そのものについて考えるきっかけにもなるかも。
シリアスな設定の事件の取り扱いはCSI見過ぎた目には驚きのガバガバさ。でも小さい事件ならDNAとか調べないんだな、と自分も反省しました。
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