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シネマ歌舞伎 女殺油地獄のぷぷぷのレビュー・感想・評価

シネマ歌舞伎 女殺油地獄(2009年製作の映画)
3.6
生まれが複雑という背景があるとはいえ、働きもせず親に金をせびり、借金をつくり、親や妹に日常的にDVを繰り返し、ついには親から勘当され、借金返済のアテがないため知り合いの家へ行き金を貸してくれと頼むが断られ、遂には殺してしまうというとんでもないクズの主人公なんだけど、なんかどこかで聞いたことあるような、実際にこういう事件なかったっけ?と思うような現代でも違和感がなく通じる話だった。
最後、与兵衛が油まみれになりながらお吉を殺すシーンは迫力があった。もう後戻り出来ない人間の狂気を感じた。
この演目では、お吉殺害で幕が閉じるけど音声ガイドによると原作ではこの後、 与兵衛は捕まるらしいので、出来ればそのシーンまで観たかったなー
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