ゴム水

ローラーボールのゴム水のレビュー・感想・評価

ローラーボール(1975年製作の映画)
3.8
パッケージの絵から勝手にマッドマックス的荒廃を想像してたけどそういう方向ではなく、むしろ管理されすぎ系ディストピア。意外でおもしろかった。本作が75年で、未来惑星ザルドス、パララックス・ビューが74年。当時世界的にこういうムードだったのかな、と思ったり。パーティーの明け方、大木を燃やしてゲラゲラ笑う金持ち達が印象的。

試合シーンが荒々しくてアガる。ただあまりに荒れすぎで、中盤以降はさすがにスポーツとして破綻してると思った。ラスト、荒れ場でひとり生き残るジェームス・カーンが鬼神じみててかっこいい。
ゴム水

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