字幕なし。桃井かおりの英語以外はあまりよく聞きとれず、主人公のロブをめぐる人間関係が今ひとつ理解出来なかった。その分、監督の撮りたかった映像に見入ることができ、街の風景、光があたり弾力性を持つようにみえる水の表面、無数に流れる車のライトなど、美しさに共感出来るシーンが多かった。与えられた3つの音からピアニストが紡ぎ出した音楽が自然と耳から染み込んでくるのも心地よかった。

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