とても良かった。なんとなくオチが読めたけど面白かった。
テーマもなんとなく時折織り込まれてたから分かりやすかった。
”ジュピターズ・ムーン”の意味も冒頭で堂々と説明してるのでそのままかと。
特に目立って良かったのが”撮影”。
どうやって撮ったか分からないカットがいくつかあってなかなか映像として観れた。森の中を全速力でかけるシーンや駅の構内を走るシーンとかどうやって撮ったんだろう。すごかった。他にもいろいろあったがカーチェイスのシーンでのカメラワークも迫力がかなりあってなかなか良かった。
そして何よりもやはりこの "浮遊感" の表現が本当に良かった。
じわじわ "少しづつ" カメラの高さが変わっていく所が特に観てる側も本当に飛んでるかのような感覚になった。
全体的に固定カメラでの撮影が少なくキャラの動きに付けてカメラが移動するカットも多くて飽きが来ない上に臨場感あふれる映像になってた。
とにかく撮影が上手い。これに尽きる。
CGIバリバリ使用のハリウッド映画に無い美しさもあり映像作品としても映画としてもとても良かった。
