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女王陛下のお気に入りのtomoyaのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.7

本日2本目
薄い薄いランティモス学開講です😹

今回はエマ・ストーンとランティモス監督が出会った作品
インタビューでは相性がバッチリだったそうで😌

史実に沿ったストーリーのため、今まで見た監督の作品の中では1番分かりやすい。
単純にアビゲイルとサラのバトルものと思ってたらそこはジワジワ。あくまでアン女王を引き立たせるための2人だったのかも🙄

アン女王は実際でもどんどん肥満になっていってたみたいで、正方形の棺桶に入れられたそう、、、

哀れなるものたちを先に見てしまった手前、この映画も正しく「哀れなるものたち」だったことが分かります😌
アビゲイルの下から上に這い上がる様、サラの絶頂からどん底に陥落していく様、アンの権力にしがみつく様、そして彼女たちにいいように使われる男たち。
皆poor🫣
今回はすごい分かりやすい👏
「私はいつだって自分の味方」という台詞をアビゲイルが言ってたけど、これはベラにも当てはまるなーと思います🙄

他にもロブスターが出てきたり、映画の関連を匂わせる演出多数笑
ランティモスワールドがすごい

音楽もそんな突拍子も無いものは無かった!
ピアノのベルトーンみたいなやつがすごい印象的😌
でも切迫した状況になった時の謎ピチカートは健在😹
今作の音楽はカウントダウンに聞こえたなー🤔

描写も分かりやすくて😌
立場逆転した瞬間の描写はえげつなかったけどね😹

ランティモス4作品を見て、彼が思う愛についてずっと考えていましたが、今作でキーになることがあったかも🔑
彼の思う愛は「互いに嘘をつかないこと」=信じること
なのかもしれないと思います🤔
鹿殺しでは互いに信じることを放棄して家族が崩壊。
ロブスターでは見せかけの共通点=嘘で愛の形の不安定さを。今作が特に顕著だった。
哀れなるものたちでも純粋無垢なベラに嘘をついて近づいたダンカンは痛い目を見たわけで。ベラとゴッドたちも信頼関係があったからこそ愛を育んだといえる。🙄

ランティモス監督の共通の心の中の思い。
まだまだ奥深いですね😌
勝手なランティモス学楽しい!!笑

p.s
やっぱりエマ・ストーンは金髪が好き😌

明日から出張祭りのためちょっと低浮上です!🙇
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