正方形という人工物に“全ての人が公平に”という人間の身勝手を詰め込んだ作品。
人間とは矛盾した生き物だと再認識させられ、その描き方があまりにも巧み。
モンキーマンのシーンは人間のずるさが全面に出てい…
このレビューはネタバレを含みます
面白かったのはスマホと財布が無事に返ってきたとこだけ。
最後まで、ラストシーン1つで、この映画に価値が出るかも…という雰囲気はあったので、期待して観ていたけどそんな場面は訪れず。
シーン1つ1つがバ…
思いやり。
自発的な優しさもあれば、罪悪感からくる優しさだったり、世間の目を気にした偽善的なものであったり、見返りを期待した計算だったりもする。
健常者は障害者に対して優しくなければいけない。
大…
昔シャルリーエブドゥを称賛していたヨーロッパに対し、ジャップと文化的土壌が何もかも違うんやと驚いていたが、この映画における風刺の位置付けも同様な所管。
思いやりの聖域というキーワードが、美術館運営…
クリスティアンに対して不条理な出来事が立て続けに降りかかってくるけれど、どれも客観的に見ればくすっと笑える程度のもので、シニカルさを感じました。
とはいえ映画自体は長丁場だったので、見終わったあと…
ずっとリアルな不快感が気持ち悪いのにシュールで引き込まれる。2時間半感じない、すごい
障害者とか乞食とかに理解を示して寄り添うのってやっぱりふつうに暮らしてる人には到底無理なことだなーと思った
…
X-王立美術館では現代美術を扱いチーフキュレーターのクリスティアンは記者のアンからインタビューを受ける。クリスティアンは次に広場を四角く区切った『ザ・スクエア』を展示物として決定。“『ザ・スクエア』…
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