このレビューはネタバレを含みます
今と過去をいい具合に織り交ぜて来た映画でやっぱりアニメでも映画でも文豪ストレイドッグスは最高✨
織田作のお墓に凭れ掛かって座る太宰と、誰のお墓かもわからず手を合わせる敦の画の空気が好き。
「これがお墓参りしているように見えるかい？」って聞く太宰に考える事も悩む事も無く間髪入れずに「見える」と答えた敦の言葉に、驚きつつも嬉しそうな太宰の表情も印象的。そしてこの問い掛けに関する「見える」の遣り取りが、最後にも出て来るのがもう本当に最高✨
芥川と鏡花ちゃんの絡みは兄と妹みたいでなんか好き。鏡花ちゃんの持つ携帯が母親の形見だって事を知ってて、わざわざ敦の居る前で言葉にしてマウントとってくる芥川は面白可愛い(ﾉ∀`)
身体の外に出て暴れる異能を倒せば自分の中に戻る…それに葛藤のある人達も少なからず居て、それでもその異能と共に生きる選択をする。奥が深い。鏡花ちゃんや芥川に異能が戻ったけど、敦には戻らなかった理由は自分自身の異能を嫌い、否定しているからなんだろうな。でも最後は異能を受け入れて、異能は自分自身だと思えるまでになった敦の成長に感動✨
今回の首謀者である澁澤がまさか過去に子供敦によって殺されてたとは思わなかったけど、全体的な物語は凄く面白かった！
中でも多分中也が一番カッコよかった筈✨
大宰を信じて力を使った中也、太宰はちゃんと中也を助ける…最高のコンビ(*´艸`)
相変わらず作画も、音楽も、色や背景の美しさも個人的にはダントツ！✨
