人工生命体マリガンとの対立から1600年経ち、不老不死になった人間が生殖機能を求めて地下にある人工生命体の世界に降り立った人間の冒険を描いたSFでディストピア・スチームパンク
3部作の1作目らしく続編に繋がる終わり方
何がすごいってエンドロールでもわかる通り、堀貴秀が1人で音楽、脚本、キャラデザ、編集、声優などほぼ全てを担ってること
ストップモーションアニメーションを、本業の内装業の合間に1人で7年間作ってた熱意と執念がすごい
最初、特にマリガンなどの設定を飲み込むのがむずかしく掴みづらいが、掴んだら想像してたより全然面白かった
まず頭だけになっても生きてる人間がマリガンより怪物じみている
そして同じマリガンでも化け物もいればほぼ人みたいなのまで多種多様な見た目をしており、少し混乱する
最初はあまり面白くないコメディ寄りかなと思ってたが、後半の盛り返し、特に地獄の三鬼神ってお前らやったんかいってとこからの三鬼神の活躍が痺れたし切なかった
怪物とか食べ物がとにかくキモいしそれなりにグロさも感じるが、女の子はちゃんと可愛く見えるしこの製作者のセンスが光っている
毎回怪物に追われ、やられて姿が変わる主人公がさらに喋れなくなったり記憶無くしたりするから、流し見やったら絶対混乱する
あと2作品作るってなると何年かかるねんって感じではあるが、続きを見たい