無茶苦茶だ。
確かに無茶苦茶だ。
無茶苦茶なんだが、その無茶苦茶はおいしくイジれば快作になる素質はある。
世の中に「ンなアホな!?」な映画はたくさんある。ただその「ンなアホな!?」を上手く利用して
『無茶苦茶だけど面白よねぇ〜w』
となった作品もいっぱいあるのだ。
そういう意味で言えば この無茶苦茶、中々素質のある無茶苦茶である。
となるとその素質を活かすも殺すも"作り手"次第。
で、コイツはどうだったか?と言えば…
残念な結果だった…と言わざるを得ない。
まぁベルギー映画がどういう感じなのかは分かってないのでソコを理解してる/してないでも感想が変わる可能性はアリな話だが、やはり観た限りでは…
エンタメなアクション(?)スリラーとしてはチョイと弱すぎる。
要所要所良くなりそうな感じな所もあった分、やっぱり全体的に見るともったいないよね。
もったいないオバケが出そうなぐらいもったいない。
もうコレ以上は「無茶苦茶」と「もったいない」以外書く事がないので、ワシにしてはやたら短い感想だが『コレにてお開き』という事で何とぞ。