アン

イカロスのアンのレビュー・感想・評価

イカロス(2017年製作の映画)
3.1
前半と後半での高低差が大きい。政治的な話が主題となるに連れユーモアが薄れていき、なんとなくそうなんだろうなあ という話でしかなくなっていった。

思わず笑ってしまったのが、ドーピング3週目での発言、「薬の影響は感じないが、強くなった気がする!!」完全にキメてますね!いいですよその感じ、好きです!!

常日頃からスポーツにドーピング部門を作るべきだと考えています。
そもそもが陸上競技は人間の肉体の限界を追求し、どれだけ人類がほぼ生身で早く、高く、遠くへ 到達できるのかを目指す肉体との闘いです。

ドーピングが悪という考えは、ただ競技のルールと選手の肉体を蝕むことを危惧した倫理観からきていることからきています。
純粋に走る、跳ぶ、投げるを極めていくのであればドーピングは自然な考えだと強く思います。
生命を削ってでも人類の肉体の限界に挑みたいアスリートはいくらでもいます。(だからこそルールに反してドーピングをしているひとが大勢存在する)
ドーピング容認の大会と、そうでない大会を設け人類の限界に挑戦し、これまでに到達できなかった新たな高みに立つ人間を見ることができたら楽しいと思いませんか!
ドーピングありで9秒の壁を越える100メートル走、2時間を切るフルマラソン、1分40秒を余裕で走る800メートルランナー!夢があると思います。
極限に挑み、限界を超えて記録を目指すアスリートの姿に、ひとは感動や憧れ、敬意を表します。ドーピングを悪とせずに、枠を設けることで新たな人類の夜明けを目指すのが良いと思います。

そもそもスポーツを政治利用するな!
政治家部門でも作って、政治家同士で殴り合え!!
アン

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