Scratchy

恋のハイウェイのScratchyのレビュー・感想・評価

恋のハイウェイ(1967年製作の映画)
4.0
家出の茶番からしっかり者小百合全開で神戸から東京へ。写真学校の同級生のツテを頼りに出版社で仕事もらって幼馴染の男友達んとこ押しかけて住まいも図々しく確保。関口宏と花ノ本寿にぐいぐい迫られ女たちから顰蹙買うも気付かない小百合、早速の出張も作家センセーに本を投げつけて我を通し、勝手に落ち込んでポンコツサーキットで母と再会、仕事もせず遊園地で遊ぶ小百合。真珠婚旅行を出版社がプロデュースって当時の文壇ならありそう。もちろん作家センセー金子信雄には気に入られて生き別れた父の知り合いだってことも判明、父親の北竜二に会いに行く小百合、売れない画家だけど資産ありそうなパトロンに身の回りの世話させて悠々暮らしてる父を見て幻滅する、レストランで赤とんぼ弾いて熱唱する小百合。不意の東京流れ者に癒される。この期に及んでウチを食べたらアカンよに声が漏れてしまった。カメラ構えるとこもオープニングだけだし旅映画だしなんか脚本窮屈だったのか。小百合には大満足ー。
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