Scratchyさんの映画レビュー・感想・評価

Scratchy

Scratchy

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ゲット・ショーティ(1995年製作の映画)

5.0

うちにも忍び込んでトラボルタ。レネルッソの寝巻はレイカーズのダボT。真夜中押し入ったジーンハックマンPに映画のプロット持ちかけて意気投合したと思ったらデルロイリンドーも事務所忍び込んで台本読んで一緒に>>続きを読む

明日はない(1939年製作の映画)

5.0

最高。車ん中で目元にだけ当たるライト、ステージのスポットライト、停電の暖炉を背にして翳っている二人の顔から懐中電灯持った係が立ってる伴奏付きの映画館、信じてって戻る明かり。覚悟を決めてからの抜け殻のよ>>続きを読む

ソフィー・マルソーの 愛人日記(1991年製作の映画)

4.0

ショパン患ってて苦悩してんのにみんな好き勝手やってる。ピジェ様が真剣に演技すればするほど浮いちゃうけどバカ騒ぎが際立つ。エロさと狂気の足りないフェリーニ、形式美に欠けるグリーナウェイって感じの曖昧な美>>続きを読む

可愛い悪魔 いいものあげる(1970年製作の映画)

4.0

打ち寄せる波の飛沫と交互に水揚げ前の処女喪失。水揚げに挿入されるバイクの音。関根惠子さんが堂々としてて素晴らしい。増村が好きそう、これで遊びに抜擢するのね。200万の水揚げ、1000万で妾、10億の3>>続きを読む

薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.0

ながーい原作を全部詰め込んでるのすごい。あの塔もちゃんとワクワクさせるし、なにより調理場よかった。かわいいスレーターとショーンコネリーというアクション系修道士のコンビ。名前わからなかったけど白く塗った>>続きを読む

執炎(1964年製作の映画)

4.0

田舎娘には見えないルリ子とずっと薄笑いを浮かべたような表情の伊丹十三の組み合わせで幸せな日々を見せつけんのはいいけどそれにしてもお馬さんごっことかお姫さまごっこにはげっそり。文芸作品らしいナレーション>>続きを読む

大奥秘話 晴姿姫ごと絵巻(1973年製作の映画)

3.0

小川節子の和装こんなに似合わないの?って思ったけどなんか全体的に女優さんの撮り方がよくない。綺麗に撮ろうって意志が感じられない。二條朱美の最期なんて呆気なさすぎて唖然とするし、宮順の存在感の薄さととっ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

ひそかに期待してたウォーケンとレアが同じ画面に映ることはなかったけどネズミ相変わらず声漏れるかわいさだったし相変わらずのデカい物体フェチもたっぷりと。まだ続きそうだけど次はアニャかなー。

一晩中(1982年製作の映画)

5.0

自己愛を切り離してアケルマンの映画観れないからなーってのも序盤だけでした!サイコー。猫とバッグ提げた家出少女、バーで踊りたいって女が言って一人で踊りはじめる男の首にぶら下がるように手をかける身長差ある>>続きを読む

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.0

存在だけでなんかもったいない実千代さんとふっくら久我ちゃん、あんな痩せっぽちって憎まれ口叩くけど本当は惚れてる千石規子は良かったけどやっぱ見たくなる成瀬作品。中北千枝子も。どこか活気のある戦後闇市で独>>続きを読む

美姉妹肉奴隷(1986年製作の映画)

3.0

清里めぐみが男を好きになっていってしまうってのは好みな展開なんだけどなー、とにかく途中から全然レズじゃなくなってしまう赤坂麗サンが邪魔しないでーって、もっと歯医者特有のアイテムを駆使してほしかったし、>>続きを読む

フッテージ(2012年製作の映画)

4.0

スナップフィルム見てるときかかる音楽サイコー。

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

4.0

だいじょぶか?だいじょぶなわけない血の量。中村久美さんのつくるご飯はいつも洋食。逃げる法衣のボスを続々と追い詰めるダンカンファミリー。練習したローラースケートで登場なんてことはしない。

クローネンバーグの ファイヤーボール(1978年製作の映画)

5.0

機体へのフェティシズム、ボディより内臓。映画とかそっちのけでタイム表示。慣らし運転してスタートラインにつくまでの車の動きが動物みたいな痙攣で内臓とともに何度も映しちゃうあたりがやっぱクローネンバーグ。>>続きを読む

悪魔のような女(1955年製作の映画)

5.0

生徒の給食代をケチって腐った食材買ってくる校長の飲み込め。想像以上に心霊写真な校長。水の中の校長素晴らしー。白目ー。ぐずぐず神経衰弱動揺しすぎヴェラいちいちイライラさせてくんのも最高。じっくり映す籐の>>続きを読む

I AM アルフレッド・ヒッチコック(2021年製作の映画)

2.0

ヒッチコックの人間性に終始しててつまんなかった。ヒッチコック劇場の映像を見れたのは良し。

素晴しき男性(1958年製作の映画)

5.0

ミュージカル待田京介〜好き。西村晃まで踊っちゃう最高。裕次郎うるさ型シャツに帽子にかわいすぎ。煮え切らないマリさんたちのためにって結婚しちゃえって背中押す奈落の会の面々のこういうお節介ノリも良いしみん>>続きを読む

ピンク・パンサー2(1975年製作の映画)

5.0

アニメーションでミッキーやってたピンクパンサー。足でキルクルーゾー壁にびっしり書いてるドレフュス主任との共演エンドクレジットもサイコー。冷蔵庫から飛び出したりゲイシャに扮するケイトーも前作でクルーゾー>>続きを読む

青年の椅子(1962年製作の映画)

4.0

胃がキリキリしてくる東野英治郎のクソおやじにこすい藤村有弘に存在がいやらしい滝沢修に対する裕ちゃんは裕ちゃんで先輩の横で寝てるわ足を机の上に乗っけるわ。大失態のあともスイスイスッチョチョンのパイのパイ>>続きを読む

ラブバトル(2013年製作の映画)

5.0

前観たときはモーリスピアラっぽいとか思ったけどまーだやってるラブバトル全然ドワイヨンでした。あばれて開閉するたびに灯が点くクローゼット。アレ蹴ってスキップでどっかいっちゃう。ほんと呆れそうになる前戯。>>続きを読む

欲望の谷(1954年製作の映画)

5.0

西部劇に舞台が変わってもエドワードGロビンソンが間男のいるバーバラスタンウィックを喜ばせるために悪いことしてる構図。ロビンソン😭フォードばりの馬の走るシーンよかったなー、燃えた幌馬車を屋敷に突撃させる>>続きを読む

逃亡地帯(1966年製作の映画)

4.0

タフガイ気取りの三人組が酔っ払いはじめてからが本番。デュヴァルの目立たない小市民像やミリアムホプキンスの狂気的な母親、ヘンリーハルの不吉な傍観者など注目すべきやつら多すぎて観てるこっちが勝手に散漫にな>>続きを読む

大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート(1975年製作の映画)

5.0

気絶した丘ナオミに対してギーカシャギーカシャ言いながら一人二役でこなす粟津さんの狂気、手持ちでぶれるカメラに裏声で不気味さが倍増。それに輪をかける益富さんの重症さに置いてかれそうになる。いかれた男たち>>続きを読む

リリス(1964年製作の映画)

5.0

子ども相手に誘惑したり自転車で転んだあとベイティの顔に血を塗りつけたり、すべての生き物に真の欲望を刻みたいとか言ってるセバーグ。サイコー。ウォーレンベイティかっこいいし内気なインテリ恋する男がずいぶん>>続きを読む

五毒拳(1978年製作の映画)

5.0

兄弟子たち五毒を見極めろって一と二は三を知らなくてとかなんとかこういうなぞなぞあるなーって、誰が誰だかわかんなくなると思いきやしっかりと色分けされた五毒。次から次へ順番に出てくるわけじゃなくだばっと出>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

4.0

寄宿学校に送られる途中女と会ってニューオリンズで降りちまってそっから放浪してるジェフブリッジスと牧師の格好すぐ脱いじゃったの惜しい追われる身のイーストウッド。ヒッチハイクしたら排気ガスでラリってるアイ>>続きを読む

風雲のチャイナ(1933年製作の映画)

5.0

キャプラのなかではベストかも。或る夜の出来事と我が家の楽園も好きだけど。前期のキャプラもっと観たい。囚人を殺す一方で月の美しさを語るなんて矛盾してるわと建前ではそう言ういかにも優等生なバーバラスタンウ>>続きを読む

地獄の警備員(1992年製作の映画)

5.0

炊事室でフライパンで殴って腕折って熱湯かけても飽き足らず暴れ散らす松重豊。デカすぎて顔が見切れて登場したりするの素晴らしい。ソファーの下から引きずり出すかと思いきや押し込んだり、ロッカーがひしゃげるま>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

屋上で毛皮をまとい一服するジェイロー。この毛皮に入りなって獣のセリフ。サイコー。替えがきかない初期メンバー最強なはなし好きだけど、なんかもっと抗ってーって思うくらいにはみんな良かったし物悲しく火が消え>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

5.0

音楽がカーラジオだけだったり感情死んでるメルギブの目もゆっくり進行するようで情報量はやたらと多い展開にも煽情するようなことしてこないけど引きつけられちゃって目が離せない。瞬時に濡らしてファンをまわす拷>>続きを読む

小松みどりの好きぼくろ(1985年製作の映画)

4.0

花の唄とイブちゃん、黄が鮮やかなワスレグサの花群れからはじまるオープニング、藤圭子で雰囲気じじくさくなるけれど滝川真子のマリファナ一服、あやしい男に連れ去られる冒頭にぐるぐる目を回す。ここでもうストー>>続きを読む

スーパーガール(1984年製作の映画)

3.0

遊園地をアジトにするフェイダナウェイとブレンダヴァッカロの掛け合い、ゴーカートやメリーゴーランドにココナッツでノビる男、ルームメイトとの関係、対決シーンどれもなーんか寝ぼけてる。ピーターオトゥールはと>>続きを読む

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