なつ

ベトナムを懐うのなつのレビュー・感想・評価

ベトナムを懐う(2017年製作の映画)
2.9
ベトナム人の祖父、NYで育った孫…
祖父からしたら、孫の思想は外国人…
故郷ベトナムが大切にしている想いは、何も受け継がれていない。
このジャケ写、めちゃめちゃ綺麗。
このシーンは、良かった。
祖父の語りかけは、自分の祖父からの言葉のように感じたし…題材は良いのだけどね。
だけど…昭和ドラマみたいで…。
フィルマでベトナム検索しても54作品だし、エンタメが育っていないのかなぁ。

ベトナム旅行したとき、フランス料理を食べたら、安くて美味しかった。
それだけフランス殖民地時代が長かったと言うことかと複雑な思いに。
フライヤーの言葉を引用すると…
『ベトナムは複雑な国。元々は漢字を使い、箸で食事をし、中国文化圏と見られたが、中国に従属はせず抵抗を繰り返した。漢字をアルファベットに変え、西洋化したが仏教の信仰はあつい。独立独歩で向上心が強い』
ベトナム戦争でアメリカに勝ったけど、自慢するような映画も作っていないとのこと。
映画の題材に事欠かない国なのでは?と感じたので…今後に期待したいです。
なつ

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