りく

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のりくのレビュー・感想・評価

2.0
当時まだ小学生で、テニスのことなんてルールも含めて何も知らなかったけどボルグのことは当然知ってた。

そんなボルグと全英決勝で対戦する相手が悪童と評された新鋭マッケンロー。メディアを通じて悪いウワサばかりインプットされてた。

でもみんな決勝戦での大熱闘に興奮し、両者は神のように称えられたと記憶してる。最近もテニスは大人気だけど、当時の日本の子供たち(=うちらの世代)のテニス人口がドンと増えたキッカケはボルグだったはず。

そんな思い出を懐かしみつつ鑑賞したのだけど、決勝戦に至るまでの苦節、苦労、苦悩を両者共に描きたい「前振り」だという意図は分かるのよ。分かるんだけど、特にテニスファンはこの作品を見てどうだったんだろ。楽しかったんだろうか?

テニスってこんなにも闇だらけなの? 違うだろ。

空港での二人の描写がなかったらとてもじゃないけど救われなかった。
りく

りく