このレビューはネタバレを含みます
1986年新藤兼人監督作品。
いじめられていた二人の男子が、いじめっ子を殺害するという話。
どんな理由があっても殺してはおしまいだが、殺害した2少年を擁護する方向に行きそうになる。…と思ったら、話はそれほど単純ではなかった。さすが新藤兼人監督。
時代のせいもあるだろうが、教師たちの話し方や話す内容がどうも型通りでこそばゆくなる感じだ。
乙羽信子は、さすがの演技力と存在感。
そして、富田先生役の「田中隆三」が、田中裕子の弟で、『相棒』の現鑑識官役の俳優だったので驚いた。