ヴェルヴェっちょ

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-のヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

10年間の3シーズンにもわたってドラマが放送されていたにもかかわらず、そこは素通りでいきなりこの劇場版を鑑賞。 結果、何とか、あらすじについていくことはできました。

山下智久、新垣結衣らの共演で、リアルな医療・災害・事故現場の描写や主人公たちの成長と絆の人間模様を描き、2008年7月の放送以来、連続ドラマ3シリーズ、スペシャル版1作品が放送された人気テレビドラマを映画化。
舞台は2017年に放送された3rdシーズンで描かれた地下鉄トンネル崩落事故から3カ月後。東京湾を運行していたフェリーが濃霧の影響で海ほたるに衝突し、さらに成田空港でも異変が生じる。未曽有の連続大事故現場から藍沢新作(山下智久)たちに出動要請が入る。

山下智久扮するフライトドクターの藍沢は日本の救急救命センターの仲間たちと別れ、トロントに留学していたらしい。
日本に一時帰国した藍沢が遭遇したフェリーの衝突事故を始め、結婚を間近に控えながら末期がんが発覚した女性や、重度のアルコール依存症患者、子の脳死に苦悩する両親…と、重く、深刻な現実の続出。とにかくてんこ盛り。
何事にも動じず、落ち着いている藍沢のような人物が緊急救命の現場には求められるのでしょうが、実際こんなドクターがいたらクールすぎてちょっと近寄りがたいかなとも感じてしまいました。