バートレイノルズが自身を主役に監督したポリスアクション。
自分で監督してるんで、若干ナルシスト気味なのが気になりますが、主役の刑事シャーキーを、シャイでありながら徹底的に渋くカッコよい人物に演出しており、大人のムード漂う映画に仕上がっております。
麻薬課での潜入捜査に失敗し、風紀課に格下げになったシャーキー。風紀課は落ちこぼれの掃き溜めだという…そんな同僚達を奮い立たせるバイタリティに溢れたシャーキー。
娼婦を盗聴、監視していた時に起きた殺人事件を殺人課に渡さず、自分達のヤマだと譲らないシャーキー&シャーキーの仲間達。(シャーキーズマシーン)
そんな個性豊かな脇の刑事達の描写がなかなか好きでした。
私的には高級娼婦とのロマンスは、なんか中途半端。それなら、思い切ってシャーキーを硬派にしてロマンスを無くした方がもっとカッコよく演出できたかも。
冒頭、麻薬捜査でバートレイノルズ演じるシャーキーが長回しで歩くシーン、音楽の使い方とかめちゃカッコ良かった!