Ryohei

プラスチックの海/プラスチック・オーシャンのRyoheiのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シャンタル・プラモンドンとジェイ・ジンハの著作『プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命』でおすすめとして記されていたので見てみた。

私たちが日々消費しているプラスチックが、廃棄された後にどこへ向かい、そしてそれらがどのような影響を及ぼしているのかを、ショッキングな映像とともに知ることができる。

動物の体内組織やはらわたから検出されるBPA(ビスフェノールA)やマイクロプラスチック

海洋から流れてきたり集積したプラスチックの中で泳いだり、それを使用して料理を作る人たち。

廃棄され海に流れたプラスチックが魚などの体内に吸収され、それを食べた鳥などに吸収され、さらにそれらを食べた人間によってプラスチック回収される。もはやソイレント・グリーン食べてるようなモンじゃないですか。。。

現代という時代が人新世(人類が地球の生態系や気候に影響を及ぼす時代)と言われる通り、映画作品から抜粋すれば我々の未来が『ウォーター・ワールド』や『風の谷のナウシカ』で描かれていたようなことにならないためには、我々自身が意識改革・価値転換を促進していかなければならないと思う。それは決して悪い意味での共産主義的な強制を強いる形で実現してはいけないけれども。
Ryohei

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