映画の主人公らしきカップルの2人同様に、観客も目的地には辿り着けず、とんでもないところで路頭に迷う。
どこにも連れていってもらえないストーリー
まあ往々にローカルインド人って、過剰なお節介が恐怖…
第30回東京国際映画祭にて。
「肉体を傷つけること」が神聖さのしるしであるかのような祭りの風景、肉体を一切傷つけることのない罵声と視線と音と空気の「暴力」、この二つを並べて「ドゥルガ」という存在で…
「ドゥルガとカビールが車から降りる→降りた車に追い付かれる」の部分の流れに工夫があって面白い。あのラストシーンは素晴らしいと言うか、あれ以外には考えられないといった印象。ロッテルダム産の尖った作品群…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
サナル・クマール・シャシダラン監督 2017年第46回ロッテルダム国際映画祭で最高賞のタイガー・アワード受賞作。
日本では殆ど公開されていない珍しいマラヤーラム語のインド映画。
マラヤーラム語映…
駅に行こうとして真夜中ヒッチハイクする男女が、親切に乗せてくれたはずのチンピラ軍団の車内でイヤ〜な圧を掛けられいたぶられ続ける話。胃が痛い。
都度都度車から降ろしてもらおうとするカップルなのだが、降…