くーみん

マーシャ・P・ジョンソンの生と死のくーみんのレビュー・感想・評価

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ゲイ解放運動は、マーシャ・ジョンソンやシルビア・リベラが始めたのに、1973年のゲイ・プライド・マーチでは、マーシャ・ジョンソンやシルビア・リベラは旗で隠された。トランスジェンダーはのけ者で、社会から必要とされていない。

大勢のトランスジェンダーの死が、今も未解決のままである。彼女たちは墓場から正義を求めてる。マーシャ・ジョンソンのような有名人の事件でも未解決のまま。

被害者イズラン・ネトルズが殺されたのは2013年8月。重要な裁判だから、本当ならもっと人が集まるべき。昔はゲイ同士の結婚を当局に認めさせるために、みんなが逮捕を覚悟でデモをしてた。でも結婚が認められるとゲイは去った。トランスジェンダーは置いてけぼり。LGBTQの中でもトランスジェンダーは暴力を受けやすい。

この手の事件の加害者は、パニック・ディフェンスを主張し、事件をうやむやにできると思ってる。1997年に起きたフィッツジェラルド事件でも、何度も刺したのにパニック・ディフェンスを理由に罪を逃れた。今回の事件でも加害者の弁解は同じよ。

とにかくこのドキュメンタリー映画は、
見てて心が張り裂けそうになった。
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