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十年 Ten Years Thailand
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十年 Ten Years Thailandの作品紹介

十年 Ten Years Thailandのあらすじ

第一話「Sunset」 :表現の自由が制限された社会。ある展覧会の会場に検閲が入るが、その傍らで男女の淡い恋も芽生えている。/第二話「Catopia」:猫人間に支配された社会。その中に紛れ込んだ人間が様々な事件に遭遇する。/第三話「Planetarium」:女性の独裁者に支配された社会が極彩色のグラフィック・アート調で表現される。/第四話「Song of the City」:鼓笛隊が奏でる行進曲が聞こえている。中央に銅像の建つ工事中の公園。休息し語り合う人、通り過ぎていく人。

十年 Ten Years Thailandの監督

原題
Ten Years Thailand
製作年
2018年
製作国
タイ日本香港
上映時間
93分

『十年 Ten Years Thailand』に投稿された感想・評価

sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
オムニバス形式で10年後の自国を描く「十年」プロジェクトのタイ版は、アピチャッポン・ウィーラセタクン統括のもと、彼を含む4人の監督によるオムニバス。

①『Sunset』アーティット・アッサラット監督〈表現の自由への圧力。ある写真展への検閲〉
②『Catopia』ウィシット・サーサナティアン監督〈猫人間に支配されたユートピアならぬ"キャットピア"で、最後の生き残りの人間は..〉
③『Planetarium』チュラヤーンノン・シリポン監督〈独裁者の女帝がすべてをコントロールするシュールな世界〉
④『Song of the City』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督〈銅像の立つ工事中の公園で語り合う人たち〉

①は検閲を受けた女性写真家の苛立ちと、関係なさそうな素朴なカップルの組み合わせの妙。
②猫人間(頭部が猫)たちが、人間の姿のままの男を2年も仲間と思っていたという謎。笑
③は個性強すぎ。シュールでサイケな世界観がクセになりそう。
④のアピチャッポン監督作は何を伝えたいのか分からないのが魅力?

『十年(香港)』『十年 Ten Years Japan』の未来への警戒感・恐怖感に比べると、4作品の印象もバラバラ、面白/脱力テイストあり、読後感も拡散気味な感じなのが、アピチャッポン統括の狙いでしょうか?
なつこ

なつこの感想・評価

3.0
香港と日本は割と一貫性あった感じしたんですけど、タイは4編とも全く違うのきましたね。

【Sanset】
規制の厳しい世界というか、ただの性格悪い刑事のいちゃもんだよね。普通に気分悪い。
その外側にいる2人が、最後に写真を撮るのが、対比になってるんですね。
とても分かりやすかった。

【Catopia】
人間が絶滅した世界。
こんなヒヤヒヤして生きながらえるなら、最初の段階でみんなと一緒に絶滅したいです(。・_・。)ノ
てか、ぺらぺら喋りすぎだから…脚本甘い…まwww

【Planetarium】
ショートフィルムっていうか、80年代テクノポップのミュージックビデオみたい!
監督絶対DEVO好きだと思うんだけど!笑
ところであのドロドロの液体は何?

【Song of The City】
無意味な長回し、多すぎる遊び(もはや無駄と思える)の画、何を見せたいのかさっぱり分からなかったです。久しぶりに、時間返して…って思ったけど、ショートフィルムでした!大した時間じゃなかった笑
ほほえみの国だけじゃない、タイの多様性が見れる作品。
10年後のタイの姿を、若手監督3人が描くオムニバス映画。
だが、
プロデューサーを務めるのは巨匠アピチャッポン監督(個人的には、感想が「???」となる作品を多く手がけている方)。

若手監督3人が描く最初の3作に通ずるテーマは(多分)「センサーシップ(検閲化)された社会と権力」。
最初の作品は郊外の穏やかな雰囲気の写真展に軍隊が踏み込んで検閲をする様子を描く。
でも、運転手を務める若い軍人が、軍隊と写真展の主催者側と異なる立場で板挟みになりながらも、写真展に勤めている女の子に淡い恋心を募らせている。

こういう穏やかな空気感を捉えているのがタイ映画のステキな所だよなぁ〜と思っていたら、続く2作目(異なる監督による作品です)。
顔がネコチャンになっている人間(?)が登場した瞬間、前作の雰囲気が一気に吹き飛びました。
人間を狩るネコチャン人間のサスペンスな様子を、ネコチャン人間(メス)と人間のダイアログで、危機迫る音楽描写で演出するのは見事(この頃にはもうネコチャン人間の違和感は無くなってます)。

そして一番ぶっ飛んでいて、かつ一番個人的に好きだったのは3作目。
再生ボタン、停止ボタンで全てが統制された社会を描いている作品。
女独裁者(タイにいそうな大柄なオバさんが軍服を着てる)が、再生ボタンと停止ボタンを操る世界で、それに反したものは罰を受けるのだが、これがまたかなり“エレクトロ”。
言うなれば『デジタル粛清』。
今年見た映画の中で、個人的に一番ぶっ飛んでいた作品だと言っても過言ではない。

最後はアピチャッポンによる作品。
それまでの3作では「今とは明らかに違う10年後のタイの姿」を描いていたが、アピチャッポンの見る10年後のタイは、日常のそれと変わらない。
人々はのんびり過ごしながら生きている。つまり彼にとって、今も10年後もタイの姿は変わらないというメッセージなんだろうか…。

かなりトーンがバラバラな4本が揃う作品。
それまでのタイのイメージは“良い意味で”粉々にされる。
ありきたりなエンディングを嫌う反抗心というか、『予定調和 is 何?』を突きつけられたような作品だ。

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