9.11同時多発テロの後、アメリカで最初に行われた反撃の極秘作戦（実話）を元にした戦争映画。
クリス・ヘムズワース主演。
実話系という事で、テイスト的にはイーストウッド作品の系譜みたいな印象でした。
ストーリーは約５万人のタリバン兵に僅か12人の精鋭で挑んでいき、その現地での移動手段が馬という「いやそれ不可能だろ！？」と突っ込みたくなる一見するととんでもない作戦（実際は空爆との連携などあります）
タリバン掃討のため現地アフガニスタンの部族との協力体制が構築されていたり、部族間の政治的なゴタゴタなどを乗り越えての後半からエンディングにかけての戦闘シーンはホント手に汗握りつつ燃えましたね。
また、エンドロールに出てくる実の本人達の写真など、より一層イーストウッド風なエンディングになっており、なかなか見応えのある硬派な作品に仕上がっておりました。
主演のクリス・ヘムズワースは「マイティソー」などマーベル作品で有名な俳優ですが、自分は「ラッシュ」の時のジェームス・ハント役での演技が好きだったので、大尉を演じたこの作品での演技も好きでしたね。
脇を固める隊員達も、それぞれの家庭での出撃前の様子などが淡々と描かれていて良かったです。
