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とんかつDJアゲ太郎のYOKのレビュー・感想・評価

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)
3.4
メンタル小学生な(おそらく)20歳を過ぎた若人たち5人組がナチュラルハイにDJを目指す主人公アゲ太郎と共におバカするお話。

この5人組のメンタルがバカほど若くて見ていて可愛い半面、どことなく黒歴史を抉られる恥ずかしさもあるという、なんよく分からないけど「若かいっていいね!!!」ってなる。

あげ太郎の気になる女子(苑子ちゃん)へのアピールの方法も不器用通り越してて見ていて可愛い。ってか名前アゲ太郎って強い。しかも妹は"ころもちゃん"。ここまでくると親の名前も気になるところ…カツ雄とパン子とか、かな?(ネーミングセンスゼロ)

日常(かつ屋)での動作と、DJに必要な技術をリンクさせて上達していく様がまるでベスト・キッドじゃねえかって感じ。

全体通してテンションもバイブスもアゲアゲな展開なので、申し訳程度に入るテンション下げ展開もあっちゅー間に終わる。

頭空っぽで見れる映画ってこういうことを言うんだろうな、が全部詰まっている。

アゲ太郎のデビューにもリベンジにも、幼なじみ全員が全力のオシャレで乗り込んでくるのも良かったし、それによってアゲ太郎が良くも悪くも元気一杯にDJできるのも良き。

内容あったんか?的な作品であるけれど、こいうういい意味で馬鹿な作品ってたまに凄く観たくなるよね。デトロイト・メタル・シティとか、TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ、とかさ。

トンカツもフロアも上がってる映画だった。
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