メンタル小学生な(おそらく)20歳を過ぎた若人たち5人組がナチュラルハイにDJを目指す主人公アゲ太郎と共におバカするお話。
この5人組のメンタルがバカほど若くて見ていて可愛い半面、どことなく黒歴史を抉られる恥ずかしさもあるという、なんよく分からないけど「若かいっていいね!!!」ってなる。
あげ太郎の気になる女子(苑子ちゃん)へのアピールの方法も不器用通り越してて見ていて可愛い。ってか名前アゲ太郎って強い。しかも妹は"ころもちゃん"。ここまでくると親の名前も気になるところ…カツ雄とパン子とか、かな?(ネーミングセンスゼロ)
日常(かつ屋)での動作と、DJに必要な技術をリンクさせて上達していく様がまるでベスト・キッドじゃねえかって感じ。
全体通してテンションもバイブスもアゲアゲな展開なので、申し訳程度に入るテンション下げ展開もあっちゅー間に終わる。
頭空っぽで見れる映画ってこういうことを言うんだろうな、が全部詰まっている。
アゲ太郎のデビューにもリベンジにも、幼なじみ全員が全力のオシャレで乗り込んでくるのも良かったし、それによってアゲ太郎が良くも悪くも元気一杯にDJできるのも良き。
内容あったんか?的な作品であるけれど、こいうういい意味で馬鹿な作品ってたまに凄く観たくなるよね。デトロイト・メタル・シティとか、TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ、とかさ。
トンカツもフロアも上がってる映画だった。