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アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌のasukaのレビュー・感想・評価

4.8
MercyMeの代表曲であるI can only imagineがどのように生まれたのか、ボーカルのバート・ミラードの半生とともに描かれた作品。

全員がそうとは言い切れないかもしれないけど、子どもにとってはどんな親であったとしても親の背中はとても大きくて立派で…。
その親から自分のことを認められることは本当に嬉しいことだと思う。
それがどんなに些細なことであったとしても。

そういった経験を幼い頃からあまり経験できなかったバートにとって、暴力を振るったりする父親は軽蔑に値する存在だったと思う。
大人になってあることをきっかけに、お互いが分かり合えて赦し合えたとき、父親の存在とそして子の持っている力や努力してきたことを認め合えたんだろうなぁ。

そして、父親が認めてくれたからこそバートは自信を持つこともできたんだろう。
どんなに憎く思っていたとしても、近い存在だからこそ親の存在はやっぱり偉大で尊敬に値することも多くて、そんな人に認められるっていうのは嬉しいことだと思う。


途中から号泣しまくりで、やばかった。
主演のJ・マイケル・フィンリーさんはBWミュージカルにも出演されている方だそうで(今回初めて知った!)お歌もとても心に響いた。
家のPCでここまで感動したってことは、これ劇場で最高の音響で鑑賞したらさらにくるだろうなぁ。


エンドロールで急に日本語詞でI can only imagineがかかり出したときは、涙もすんっ…と引いたけど。
すごく好きな作品!

Filmarksさんのオンライン試写会にて鑑賞。
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