asukaさんの映画レビュー・感想・評価

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幻滅(2021年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて鑑賞。
才能のある若者がどんどんお金や名声などの欲に目が眩んで、それらに溺れていく様を目にしてゾッとした。
腐り切った世界では何が正しいのかわからないし、自分のしていることもこれで
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チョコレートな人々(2022年製作の映画)

4.3

久遠チョコレートさんは何度かお買い物に行ったこともあって知っていた。
その久遠さんの前にあったポスター。
「え、ドキュメンタリー!?」と驚いた。

社長さんはぱっと見、胡散臭そうやなぁっていう印象。
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ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ(2021年製作の映画)

4.3

肩を揺らして笑ってしまった。
なにこの楽しい作品!
噴き出すのを堪えるのがやっと!なくらい笑いまくってた!

バタフライエフェクトな感じ。
小さな嘘がどんどん取り返しのつかない大きな嘘に発展していくけ
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ワイルド・ロード(2022年製作の映画)

3.7

長距離バスを舞台にしたスリラー。
面白かった!
基本的にバスの中で起こったことを描いてるが、そもそもどうしてこんな状況になったのかということが少しずつ明かされていく。
ベタっちゃベタなんだけどこういう
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冬の猿(1962年製作の映画)

3.9

あー、めっちゃ良かった。
本当にこの言葉に尽きる。

お酒で人生を棒に振る人もいるし、そういった話なのかと最初は思った。
でもお酒が繋ぐ縁や絆もきっとあるんだろうなぁ。
嫌なことを忘れるために浴びるほ
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死を告げる女(2022年製作の映画)

4.0

あれが怪しい!あの人が怪しい!
と、ドキドキしながら観ていたら、まさかのそう言うことかーっていう。
全体的に観て満足度はとても高かった。

幼少期からかけられていた言葉が、呪いのように子どもに伸し掛か
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.7

乾燥し切った大地に広がる、田舎の閉鎖的な結束力。
乾燥している土地なのに、住んでいる人々のじめっとしたあの感覚。
それがすごく嫌で堪らなかった。

徐々に解き明かされていく真相と、過去。
誰かが救いの
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勝負(かた)をつけろ(1961年製作の映画)

3.6

待ってたよ!ジャン=ポール・ベルモンド!

モノクロで描かれる今作。
シーンが目まぐるしく変わるし、ツッコミどころはたくさんある。
だけど、やっぱり格好いい。
当時28歳だったのか!
そりゃ、若っ!!
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.6

監督の自伝的作品と聞くとなるほどなぁと思った。

映画との初めての出会い。
映画に対する恋焦がれるような気持ち。
これってすごくわかる気がする。

映画を作りたいのか、映画というものに携わりたいのか(
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.6

幼少期にいとこのお家で観せてもらったとき、ひたすら怖くてトイレに行けなくなっておばちゃんについてきてもらった記憶まであるw
そんなキョンシーをたまたま観ることに。

こんなにアクションとかしっかりして
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

派遣アニメだと思い込んでいた。
覇権アニメなのか。

1つのものを作り上げるっていうことは1人の力だけではかなり難しい。
他者の手助けがあってこそ、完成に近づきやすくなると思う。
しかし、1人で作り上
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

IMAX再上映となりましたので、再度観賞。

炎と水。
相容れない2つが合わさった時。
それらが協力関係になった時。
どんな化学変化が起こるか。

観ればわかると思う。この熱量。
最高だなー。

ブロンソン(2008年製作の映画)

4.0

お顔がガッツリ出てるトム・ハーディさんを見るのって初めてなんじゃ!?
えー、役に憑依というか本当にすごいなぁ。
実在の人物を演じるって、その人のイメージとかもあるし難しいとは思うんだけどチャールズ・ブ
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ブリング・ミンヨー・バック!(2022年製作の映画)

4.1

観て良かったー!!

民謡って盆踊りのあれでしょ?
それとか昔の曲でしょ?
くらいに思いつつ、予告を観て気になったからと観てみたら!
格好良すぎるやろー!って思った。

昔からある民謡は大衆のもので、
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プッシャー3(2005年製作の映画)

3.8

今作が1番好きかもしれない。
何度もヒェー!って痛くなったし、怖かった。

まさかの今作はミロが主役!
1から順に観て来たけど、この構成って面白い。

あんだけ怖そうで恐れられていたミロも愛娘の前では
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ハスラー(1961年製作の映画)

3.7

モノクロ映画って好き。
想像力を掻き立てられるから。
このドレスって何色なのかなーとか想像するのが好き。

ビリヤードのルールはよくわからないけど、面白かった。
自分は強いって驕り高ぶると、それが自信
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ビースト(2022年製作の映画)

3.6

虫の羽音とか、大自然の中で聞こえてくる音がやっぱり映画館だと臨場感あるよね。
ひえ!って何度も何度もビクッとしたやんw
はー、ドキドキした。

ねぇ、それ!それも!って明らかに悪い展開の原因になる行動
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.6

西部劇は苦手意識があった。
今作は西部劇のようで、現代に移り変わろうとしている微妙な時期を描いていて、時々コミカルで私でも楽しめた。

馬で駆け回るイメージしかなかったのに、色んな意味で覆された。
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

最初「あれ?誰が誰?」ってなるくらいに人物相関図とか手元に置かな、これわからへんって思いながら観始めた。

あすかちゃん、多分苦手なシーンあるよって注意を受けていたシーンは覚悟してたけどめちゃくちゃあ
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.8

このラストを観るために!
私はこの作品を観たくなるんだと思う。

難解なんだけど、なんとなくニュアンスで感じとる作品って好きなんだろうなぁ、私。

映画やゲームが好きな自分にとって「これの続きが観たい
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プッシャー2(2004年製作の映画)

3.7

え、まさかのトニーが主役なの!?ってびっくりしたw
オープニングの人物紹介?みたいなんかっこいいよねー。

おむつの付け方、前と後ろを反対にしてたのを見て「すごい!逆によく付けれたやん!やるねぇ!」っ
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.6

本当に薬物って怖いよなぁって思わさせられる。
こんな依存してしまうの?やばいなぁ。
買う人も、売る人さんも結局これに頼らざるを得ないだなんて。

マッツさんに生理的な嫌悪を抱かせられまくり。

音楽が
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.5

想像できる痛みがとにかく苦手な私。
そんな作品は問答無用で怖い作品認定してしまうほど。
この作品?もちろん痛すぎて怖い。
何度も想像できるような痛みや恐怖感を味わい、自宅で本当によかったと思うほど「う
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

4.6

オンライン試写会にて鑑賞。

自由になるために得た不自由。
これまでの生活とは住む場所や食べる物ですら大きく異なり豊かになったとしても、それが果たして幸せと言えるのだろうか?

シリア難民の話とも絡め
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少年の君(2019年製作の映画)

5.0

びっくりするほど泣いて頭が痛い。

受験勉強からのストレスや、家族からのプレッシャーに押し潰されそうになったとき…
その捌け口として誰かをターゲットにして、いじめてしまうことってよくあることなのかもし
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.5

何をやっても、たとえ死んだとしても全てリセットされて同じ日に戻れる。
そんな状況に自分自身がおかれたら?

大好きなことをたくさんするだろう。
豪遊するだろう。
非日常的なこともやってのけるかもしれな
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君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

5.0

海と空 どっちが広い?

2人の演技があまりにも素晴らしすぎて、号泣。
ユン・ヨジョンさんは先日ミナリも観たもんだから、その時の印象もあって尚更すごいと感じさせられた。
どちらも『ハルモニ』役なんだよ
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.8

『緊張できるものがあるのはいいこと
それを楽しめばうまくいく』

冒頭のキラキラした夜景から私の心は鷲掴みにされた。
華々しいドラァグクイーンの世界を表現しているのかと思いきや…?


ドラァグクイー
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野球少女(2019年製作の映画)

4.9

『短所をカバーするために、長所を伸ばす』

私は短所ばかりがどうしても目についてしまいがち。
だからこのセリフにはとてもハッとさせられた。

誰もがかつては夢を持っていたり、今でも夢を追いかけていると
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

5.0

「僕の夢はミス・フランス」
と言った時のキラキラした表情。
そして、笑われて曇っていく表情。
この対比に序盤から掴まれた。

女性らしさとは『勇気』を持つことなのかもしれない。
そして、それは自分自身
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Steven Universe: The Movie(原題)(2019年製作の映画)

5.0

他人を赦し、自分を赦すこと。
それってありのままを受け入れることなんだと思う。
即ち、他人を愛し自分をも愛することにつながるんだと感じた。
そして、私たちは成長する生き物。
今のままでもいいのかもしれ
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.6

おとぎ話のはじまりはじまり…から心をグッとつかまれた。
ミュージカルシーンもあって、私はとても嬉しかった。
Une sirène à Parisが何度も作中でBGMとして、実際に歌ったりして流れるもん
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私というパズル(2020年製作の映画)

4.3

観ていてすごくしんどかった。
どちらの気持ちも想像できるからこそ。

出産って幸せなことだったり、正常に進行して当たり前って思われがちだけど本当に異常との表裏一体。
これが理解できてない生半可な気持ち
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写真の女(2020年製作の映画)

3.4

【証明写真 1時間仕上げ】

え、何にそんなに時間がかかるの!?と思いきや…
あんなに修正や補正、加工のレタッチをすればそりゃ時間もかかるか。

昭和な雰囲気の写真屋さん…と思いきや普通に現代。
証明
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

多くの人が通るであろう10歳代の頃の若気の至り。
若い頃ってなんか無敵感あるんだよね。
向こう見ずでもなんとかなるっていうか。


スケボーと出会うまではお兄さんがきっとスティーヴィーにとっての憧れの
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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーってやっぱり好きだ!と感じた2020年。
人生って1回限りだし、この人生では味わえない感情や経験、それらを知れるのがドキュメンタリー。
そう思い始めてからは観るのがとても楽しくなってき
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