菩薩

高崎グラフィティ。の菩薩のレビュー・感想・評価

高崎グラフィティ。(2018年製作の映画)
1.0
味のない、膨らみもしないガムを2時間延々と噛んでいる気になり、最終的には吐き気を催した。全秒つまらない、全秒どっかで観た、全秒生理的に無理、全秒時間と金の無駄、2018年しょうもなムービー大賞はもうこの作品でいい。この監督は田舎の人間は全員東京に行きたい、行けばなんとかなると思っている、と思っているのだろうし、いつまでたっても高い車と時計がステータスなのだ!と思っている、と思っているのだろう、いやまぁあながち間違いでは無いのかもしれないが、劇中で自分らも言ってる通り「ダサい」。に加え「馬鹿」と「馬鹿」を衝突させれば「青春」が生まれると思っているのだろうし、スローモーションを使えばエモい画が撮れると思っているのだろうが、そんな浅はかな考え全てが漏れてしまっているし、全てがダダ滑りしている。本来は0点を付けたい作品だが、残念ながらFilmarksは0点を付ける事が出来ない為、この1点は加点分だと思って頂いて良い。しかもその加点ポイントと言うのも、

①佐藤玲が可愛い
②渋川清彦と川瀬陽太が出ている
③ED曲がスカート

と言うだけであって、内容に関しての加点は全くと言って無い。どうやら未完成映画予告編大賞の第一回大賞受賞作品らしく、その賞金がなんと3000万円!(マジで!?)

…どこに使ったのマジで…予告だけで終わらせておけば良かったろうに…3000万円そのままネコババした方が幸せだったろうに。83分くらいで終わる内容を107分にまで伸ばしているのは、おそらくその賞金を使い切る必要があったからではないか?まんま年度末の「この距離でそれいる!?」って思いながら設置される信号の様な作品、本当にもう…しょーもない…。ちなみに未完成映画予告編大賞の選考委員には堤幸彦、大根仁らが名を連ねる、あぁ…どうりでね…。
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