このレビューはネタバレを含みます
アマプラで特典期間が終わりそうなので視聴。アイルランドのIRAのことについて知ろうと思って見た。
あらすじ
ハンガーストライキの後、主人公はIRAの活動を続ける息子のことを考え脱走を計画する。掃除係や刑務所内外の仲間たちの伝手を使いだんだん計画を煮詰めていく。主人公は看守の1人でプライベートでIRAに命を狙われたことで家族と離れ離れになった人物と話し、徐々に情報を集めていく。
中央に集まるように配置された看守たちを乗っ取る計画を立てる。
計画の日、用意した銃で計画通りに看守たちを脅し、一つの部屋に集める。しかし抵抗しようとした看守を1人撃ってしまう。看守たちの制服を脱がして着替える。最初の計画では食べ物を運ぶ車で外へ出る予定だったが、時間が押し看守の交代時間になってしまったため、そのまま走って出て行く38人。それを捕まえようとした看守が1人刺殺される。主人公は息子との約束を守るため、2年後の出所まで待つことにした。
最後、主人公と看守が話す。
感想
IRAのテロ活動やその信念、ロイヤリストとの衝突などが少し分かった気がした。主人公が息子にお前は未来を生きろと言ったけど、自分は自分のしたことを後悔していないと言ったこと、最後に看守にIRAの存在を誇示できたと言い、理解できないだろうと言った言葉に考えさせられる。
その後この事件で逃げた囚人38人の半数はすぐに捕まり、殺された3人を除く全員が捕まった。主人公の人は出所した1年後、活動中にロイヤリストに殺された。
結局何が彼らを駆り立てているのか、主張は何なのかは理解できていないので機会があれば学んでいきたい。