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15時17分、パリ行きのanninのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.0
「人生に突き動かされてるって思う時ないか?大きな目標に向かって」

クライマックスまでが長いからこそ、全てはそこに導かれていることがわかる作りになっていた。
全てのことは必然で、たくさんの選択が一つでも違っていたら、また別の結果になっていたと思う。
スペンサーが通路側に座ったことも、Wi-Fiが入らなくてファーストクラスに移動したことも、迷った末にフランス行きを決めたことも、応急処置を習っていたことも、子どもの頃の友情が続いていて旅行したことも…
理不尽にいじめられたことも、校長室で怒られたことも、小さなことにも全て意味があって、〝大きな目標〟に向かっていたのだと思う。
子どもの頃問題児扱いされたり、挫折も経験したからこそ、勇気や行動力、優しさは人一倍な3人に思えた🎖️
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