シネマ細胞

ゴッド・オブ・ウォーのシネマ細胞のレビュー・感想・評価

ゴッド・オブ・ウォー(2017年製作の映画)
3.9
「フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳」でジェット・リーと倉田保昭の対決を演出したゴードン・チャン監督作品。

今の倉田さんは役柄的にアクションなしの特別出演かと思いきや(当時70歳くらいだし)・・・

ここまでキレのある70歳は地球上に他にいないでしょう。

ブルース・リー以前の香港で人気を誇った日本のレジェンドスターが今も香港で敬愛され、自身もそれに応えるパフォーマンスを維持していることに感動。

映画自体も倭寇撃退がテーマにも拘わらず、両軍の人間像をしっかり描いており素晴らしい。
いわゆる「半日」バイアスなしで観られます。

衣装ワダ・エミ、音楽梅林茂と、国際的に活躍する日本スタッフも参加。
小出恵介さん(あの事件の直前)も今後に期待させてくれる熱演でした。
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