「フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳」でジェット・リーと倉田保昭の対決を演出したゴードン・チャン監督作品。
今の倉田さんは役柄的にアクションなしの特別出演かと思いきや(当時70歳くらいだし)・・・
ここまでキレのある70歳は地球上に他にいないでしょう。
ブルース・リー以前の香港で人気を誇った日本のレジェンドスターが今も香港で敬愛され、自身もそれに応えるパフォーマンスを維持していることに感動。
映画自体も倭寇撃退がテーマにも拘わらず、両軍の人間像をしっかり描いており素晴らしい。
いわゆる「半日」バイアスなしで観られます。
衣装ワダ・エミ、音楽梅林茂と、国際的に活躍する日本スタッフも参加。
小出恵介さん(あの事件の直前)も今後に期待させてくれる熱演でした。