若き日のスコット・グレンが出演。
クリーチャー造形は若き日のスタン・ウィンストン。
アベル・フェラーラは何年経っても淡々と、心の中の神や悪魔や道徳の不毛を描き続けているのだなぁ。
それにしても、一番不毛かつ残酷なのは配給会社の担当。
映画を観終わって、フツフツと湧いてきたのは、こ>>続きを読む
愛すべき珍品。
タカが悲鳴を上げて倒れた後に服が裂けて胸が露出したり、
ジープが地面に激突するだいぶ前のタイミングで炎上したり、
致命的なアラは無数にあれど、
初期の戦隊ものみたいな感覚で生温かく見>>続きを読む
聖性とは社会と相いれず、社会を内部崩壊させてしまう劇薬なのだと。
それ故タブーなのだと。
そんな定理(テオレマ)を、静かなる前衛タッチで描いていく。
エンタメやドラマツルギーを求めてこの映画を観て>>続きを読む
全然悪くない。
ルパン三世を映画化って、それだけで超難関な課題。
けど、それぞれの役者の魅力がちゃんと生きつつ、
それぞれちゃんとロールプレイしている部分はしている。
これで、充分すぎる。
で、>>続きを読む
007という大看板、しかもショーンコネリー復帰作というのに脚本も演出も合成もめっちゃルーズなのが逆に凄い。
ギャグのないオースティンパワーズみたい。
岩城滉一の演技をする気のない演技を苦労しながら編集したことがよくわかるカッティング。
乗り気じゃない石井監督のちょっと引いた目線で、登場人物たちのアホっぷりを観察するような変な映画になっております。>>続きを読む