トムコーディ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのトムコーディのレビュー・感想・評価

4.0
リックとクリフの映画業界の物語と実際にあった悲劇のシャロン・テート殺人事件をくっつけたタランティーノテイストの喜劇映画。
 この2人のコンビがまたいいですね、アクター業界で落ちぶれていくとジレンマのリック(ディカプリオ)とそれをいつも冷静沈着に支えて頼りあるスタントマンのクリフ(ブラピ)。この時代の空気感好きです。ブラピが所々(タバコやビール、運転する仕草等)渋くていちいちカッコイイですよね、屋根上がって修理してる姿なんてムキムキでマジ渋すぎだろ。(俺もこんな年のとり方したい マジカッコイイ 笑)
 最後はこうあって欲しかったと言う願望みたいなもの含めた喜劇ですね。自分としてはリックの台詞が覚えれず、トレーラーのなかで癇癪起こし、自分自身に嫌気をさして激怒してるシーン(笑)マジで面白かった。あのシーンでもアドリブだったそうですね。びっくり。あのあとの小役のしっかり者の女の子も良いですね。
 2人達の物語と最後の殺人事件の話がくっつくまでが長いが、なかなか好きな作品。ただブルース・リーファンには彼が嫌な奴に描かれている点が気になる。