人と人の組み合わせの数だけ愛情のカタチがあって、しかもそれは目に見えない。愛している本人でさえ、それがどんなものなのか説明するのは難しいのに、それを他人に理解してもらうなんて無理なのかもしれない。
でもそれでいいじゃん。愛の前に一般論なんてなんの意味も成さないし、他人の理解もいらない。お互いに愛し合っているという事実だけで幸せに生きていけるなら、それでいい。街で行き交う知らない誰かが、知らない誰かを想う気持ちを微かに感じながら、自分もみんなの知らない誰かを愛してひっそりと暮らせたら...どんなに幸せだろうか。
きっと素晴らしい世界だ。
誰もが幸せな気持ちになれる映画。
ルーシー天使。