家族3人での牧場経営。
祖母と足の悪い父
そして休みなく働き、不満が爆発しそうな息子
牧場で自由に肉体労働が出来るのは彼だけ、、
同年代の若者が遊んでいる中、彼はそうもいかない。
夜は酒場に行ってべろんべろんでも
昼間はガッッチリ働く。
閉じた世界で
父の命令と叱咤の元で
自分の性的指向にも折り合いが付けられず
日々悶々としながら労働するも
気にかけていた仔馬は死産、、
こりゃーいくあてもない鬱憤が溜まるわぁ、、
鬱憤を抱えたまま
牧場に1人の青年がやってくる。
期間限定で。
ブロークバックマウンテンと比較されがちな様ですが
こちらの方はあそこまで悲劇的ではありません。
(なんでそんなところでそんな事してるんだよ!!はありますけど、、)
むしろ最後は穏やかな顔をみせてくれるのがとても可愛い☺️
全体を通して青みの強い映像が彼らの置かれた環境に通じるものがあると思います。
山積みの問題が解決したわけではなくても
誰か大切な人となら
(しかもお仕事めっちゃ出来る)
彼らなら
乗り越えていけるでしょう。
未の放牧地でのゲオルゲ曰く
『ここは美しいが寂しい』
閑散とした土地ならではの寂しさが詰まった美しさでした。
それと、、
わりと露骨にBLです。
綺麗とは言えない感じにハァハァしてるので
1人で観るべし🖐️笑