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ヘレディタリー/継承のSORのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.9
鬼才アリ・アスター監督による長編デビュー作。

終始暗くおぞましい演出が続くため不安と恐怖が煽られ、ずっとそわそわしてしまう。
そして唐突に差し込まれるショッキングなシーンたちはトラウマもの。
ただ不可解なまま進むのではなく、次第に明らかになっていく一族の闇の深さに息を呑む怒涛のクライマックス。
精神異常による行為なのか霊的なものによるのか混乱してしまうし、総じて難解なストーリーではあった。
トニ・コレットの演技が(顔芸も)凄まじく、ある意味1番怖い。

これは大画面で観るには勇気が要りそうだ…。
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