話はよくある青春ドラマで、ところどころチープだけど、そんなことは気にせず観たら割とおもしろかった。
原宿で人気の双子コーデコンビ「ヌヌ子」の2人がそれぞれに悩む話。
主演は現役女子高生アーティストと雑誌セブンティーンのカリスマモデルという近頃の女子中学生のアイドルであろう人たちだ。
前半、ミュージックビデオに半分乗っ取られたような出来上がりに戸惑った。このバンドたちもアイドルなのか?アイドル大集合的な狙いなら、不細工だけど面白い。
ヌヌ子の片割れが置いてけぼりを喰らい、抵抗し難い現実に気付いた時の悲しさに懐かしさを感じた。そういうの、あるよね。生々しい感触で表現されていて、この映画一番のお気に入りポイントだ。