ぴろぴろ

希望の灯りのぴろぴろのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.0
スーパーマーケットを舞台に緩やかに描かれる日常。 Filmarlksで高評価ですが私はハマれず合わなかった。
音楽と映像は美しい。 スーパーと言ってもかなり巨大なコストコみたいなスーパー。 倉庫の様な店舗をフォークリフトを優雅に巧みに操る逞しいオバちゃん達。 淡々とした日常の中に、ほっこりする様な従業員同士の交流、好きになった人妻である同僚、悲しい事件、まぁ色々ある。 同僚達には各々の生活があり人生があり、職場では家庭で見せない顔もあり、仕事で繋がって触れ合って交流して、コミュニティが出来るのも共感出来る。 家庭が港にならない人にとって、職場が港になるのなら、それはそれでアリだ。 他人との絶妙な距離感、それにブルーノとのコンビは良かった。 特に素晴らしい事が起きなくても、1日の終わりに「良い1日だった」と言える普通な日常を送れたら良いと思う。
そんな市井の人々を描いた映画は好きだけど、でも私は彼のとった行動がとても気持ち悪く感じたので、主人公が最後までどうも好きになれず。
ダンスを踊る様に滑らかに動くフォークリフトが主役なら良かった。
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