片腕マシンボーイ

愛と銃弾の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

愛と銃弾(2017年製作の映画)
3.5
ギャングアクションミュージカルは結構レアちゃう?つって鑑賞したらば意外とナイスなフュージョンで「孤狼の血」も次は歌って踊って欲しいよなぁ!なった!

ボスとその嫁が、もうマフィアのボスやるん疲れたわぁ、引退したいわぁ……、よし!敵対する組織の襲撃でケツ撃たれたからばもうそれが原因で死んだことにすっぞ!つって組織のナンバー2と最強殺し屋コンビに、跡目は譲るから協力せい!なる
ところが死んだはずのボスを目撃してしまった看護婦さん、あの看護婦も口封じにぶっ殺すんや!なるんやが、殺し屋コンビのイケメン担当が、あ!この看護婦さんってば初恋の幼なじみやん!なって、逆に看護婦さん守って組織のメンバー次々とぶっ殺しだすぞ!って話

…………ぶふぅ!主人公と相棒の最強殺し屋コンビの名前がな、殺し屋タイガー!ゲラゲラゲラゲラ、笑かしたいんかな?なるも、イタリアのセンスやからばギャグなんか本気なんかわからへん、っつ〜ね
しかし、この殺し屋タイガーってばふざけた呼び名の割に滅法強くてね!1VS多数でもガンガンぶっ殺すし、そのくせ1人はクールな長身イケメン、もうひとりは熱いハゲコワモテっつ〜わかりやすいキャラ造形でマシンボーイ好み、特にハゲコワモテの方が裏切り者のイケメン主人公に怒髪天なりながらも友情との狭間で揺れる姿には泣けましたよなぁ、スンスン、おハゲまぢ可哀想……

そんなタイガーの片割れおハゲちゃんとうってかわって、タイガーのもう片方のイケメン主人公は正直クズよね!確かに幼なじみがボスに命を狙われていたんは間違い無いからばね、もしかしたら彼女か組織かはいずれ選ばないといけなかったかもしれんけどもね……
狙っている看護婦が初恋の幼なじみと気づいた瞬間にこれまで組織だけが家族で友人やった事を瞬時に忘れて殺戮はじめっからば、まぢ脳味噌が亀頭についてる典型的なイタリア人やなぁ!って絶望した(偏見?)
そのうえヒロインも全く好きになれないキャラでな、ふたりに隠れ家を提供してくれるおっちゃんが苦境に立たされた時も主人公とヒロインはおっちゃんの事情なんか知ったこっちゃねぇ!つって責め立てるもんやからね、え?このおっちゃんが酷い目あってんのおまえらのせいなんやが?ってまぢドン引きしたよね
そんなクソな主人公とヒロインなもんやからば全くハッピーエンドに感じひんラストの展開よ

あ、ちなみにイケメン主人公の欠点をもうひとつ……いっちゃん歌ヘタ!ゲラゲラ

そうねぇ、だからばマシンボーイ的には裏切り者のイケメンタイガーをおハゲタイガーが粛清するリベンジ映画のか観たかった!なったものの、苦手なギャング映画にも関わらずなんやかんや愉快に観れるんはミュージカルのおかげ!つって小躍りしながら観ていたよねぇ
うん、やっぱり殿やたっくんや渋川お兄やんが歌って踊りながら撃ち合い繰り広げるんなら俄然観たくなってきたわぁ!白石監督、3作目はそれでどうですかね?ぺろぺろぺろぺろ