すぱい

騙し絵の牙のすぱいのネタバレレビュー・内容・結末

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

結構面白かった
時系列とか映画のストーリーのテンポが速く、行間を想像させる構成になっていたのも、本筋が書籍や出版社の話だったからなのかな。

松岡茉優が歴史的で文化的な老舗の出版社の老舗雑誌部門からはずされたところから始まり、
新しいところでの上司がこれまた曲者だけどかなり先読みしまくってて手回しもしまくってる人で、
いろんなことを巻き込んで落ちぶれかけていた出版社を巻き返していくところが痛快
だったけど、最後の方は、大泉洋(=ニュー上司)のスタイルを受け継ぎ、松岡茉優が今度は面白い方へ突き進んでいく、その方向が大泉が考えていた路線で、後から奪われた構図になりこちらもかなり痛快。

ところで。中盤に差し掛かってたひじりくんの流れは、逐一大泉が指示してたのかな。。。
こんな格好したくないっすよ!とかって本音なのかな、まあ全部指示だったらハヤミのキャラはものすげえ才能の持ち主だねw

いやあ、、会社の権力抗争とかほんとに嫌だしまきこまれたくないな
てかそもそもあんなとこまで手回せないし頭回らないし、無理だな。笑
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