あべり

騙し絵の牙のあべりのネタバレレビュー・内容・結末

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最近仕事をしていて、私生活を送っていて、「確実なこと」だけやっていた自分がいたな、とはっさせられた映画だった。

騙し絵とは、見る人の錯覚を利用していろいろに見える絵。 by Google

牙とは何らかの攻撃性や、メッセージ、挑戦の比喩ではないかと。

一つの雑誌、作家、コンテンツを巡って各々が面白いと思ったことを実現しようと工夫を凝らしていく。

「映像にも漫画にもなってないなら本を自分で手に取って読むしかない」
といった高校生のアイデアが最後に活用されているのも、点と点をつなげてきて面白い映画だった!
その他にも色々あるけれども。

「時間は想像よりずっと早く流れる。だから追いつかれないためにはもっとも難しそうなアイデアを選んで実行するしかない」
この大泉洋の台詞が全てを集約してたんじゃないかなぁ。

人生一度きりだし、どうせなら、ワクワクする事に時間を割きたいなと思えた映画でした。
あべり

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