アヴィニョン演劇祭に行きたい

UNlovedのアヴィニョン演劇祭に行きたいのレビュー・感想・評価

UNloved(2002年製作の映画)
5.0
濱口竜介経由で。

のっけからブレッソンの模倣ショットに面食らうけど、主演2人の感情を排した棒読みの台詞回しが、とても心地良い。

イタリア式本読みと呼ばれる手法だそうで、濱口作品のハッピーアワーに通じていたし、下川の最後の行動は、PASSIONの智也を想起した。

ブレッソン臭がやや鼻につくが、なるほどの傑作かなと。