桃龍

グラインドハウスの桃龍のレビュー・感想・評価

グラインドハウス(2007年製作の映画)
3.5
グラインドハウスとは、B級映画などを2〜3本立てでやっていた、古き良きアメリカの劇場のことらしい。
この作品は、そこに迷い込んだような雰囲気を再現し、実在しない映画の予告編4本を、あえて粗い映像で挟んである。
・フェイク予告編「マチェーテ」
・「プラネット・テラー」
・フェイク予告編「ナチ親衛隊の狼女」
・フェイク予告編「Don't / ドント」
・フェイク予告編「感謝祭」
・「デスプルーフ」

この予告編を見たいがためにDVDボックスを買ってしまった俺。
というか、こんなひどい映画(褒め言葉)、実在できるか!
と思ったが、その1本『マチェーテ』は本編が作られ、さらに続編『マチェーテ・キルズ』も作られた。南米ノリだね。
DVDには入ってないが、カナダの一部の劇場などでは『ホーボー・ウィズ・ショットガン』の予告編も上映され、その本編も作られた。

そんなグラインドハウス的なことを理解してるのは、名古屋の映画館では『劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命』の坪井さんぐらいかもしれない。
今年、名古屋ではミニシアターが2館もなくなったので頑張ってほしい。
桃龍

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