ユースケ

バイオレンス・ボイジャーのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

バイオレンス・ボイジャー(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

23時50分、閉店時間10分前のGEOに到着。
23時51分、棚替えされたレンタルコーナーに絶望。
23時51分30秒、早々に探索を諦め、近くにいたスタッフに質問。
23時52分33秒、スタッフが指を差した私の背後に【バイオレンス・ボイジャー】を発見。
23時53分、レンタルを済ませ、退店。

質問から発見まで僅か3秒。入店から退店まで僅か3分。新作扱いでしたが、発見したスタッフのドヤ顔を心に刻み込むために264円を支払いレンタル。素敵なレンタル体験をさせていただきました。

マッドサイエンティストの古池が経営する娯楽施設バイオレンス・ボイジャーで子供達が酷い目に遭うお話を劇画とアニメーションを融合させたゲキメーションで描いた本作は、監督、脚本、作画、操演、撮影、編集、キャラクターデザインなど、ほぼ全ての作業をたった一人でこなし、ほぼ4年の歳月をかけて制作したクリエイター宇治茶の執念をビンビンに感じさせる一本。

堀貴秀の【JUNK HEAD】のようなぶっ飛んだセンスは感じられませんでしたが、程よいチープさと程よいグロさで程よい不気味さを味わえるので、【闇芝居】シリーズや【影鰐】シリーズが好きな人にはオススメです。

田口トモロヲの怪演と小野大輔のイケボは良かっただけに、これみよがしに投入される吉本興行の芸人声優にげんなり。吉本興行の傘下の映画会社なので仕方ないけどね。